兵庫県三田市F邸
建設場所 : 兵庫県三田市
規模構造 : 木造2階建て
敷地面積 : 521.97㎡
延床面積 : 116.76㎡

板倉造りで実現する快適生活

兵庫県三田市にあるこちらの敷地は、ニュータウンの狭間の市街化調整区域で、昔からの田園地帯。

構造体は徳島県の杉を使った板倉造りとし、一部新潟県のケヤキの古材を2本の通し柱と4本の小屋梁に使用しています。
屋根と外壁については、合板は一切使用せず、調湿性と断熱(蓄熱)性に優れ、防音効果を併せもつ材料である「木材繊維」の断熱材を使用しています。

エアコンなしで暮らせるエコ住宅

玄関を広いサンルームとし居間台所まで続く平瓦敷きの土間としました。

夏は風通しにより十分涼しく、冬は日中サンルームの床に蓄熱し夜間はその熱と暖炉によりエアコンなしで暮らせる家となりました。

また、トイレの洗浄水は雨水をためて使用することでほとんどを賄っているエコ住宅です。

施主の趣味満載の住まい

いわゆる大量生産の工業製品ではなく、職人の手の技がわかるようなものを素材として選んでいます。

屋根瓦、土間の瓦タイル、建具類、手洗器、ロートアイアンの手摺や吊り棚、アンティークのステンドグラス、照明器具など、施主の趣味が満載の家となりました。