板倉造りの家

板倉造りとは
板倉造りは日本古来の穀物倉庫などに応用されてきた優れた木造技術です。板倉造りの家はそれを応用し現在の日本の建築構造基準でも利用しやすく進化した工法です。杉の厚板を柱に落とし込み構造耐力と断熱性を確保できます。

板倉造りの特徴

構造躯体
壁倍率が2.2倍、3.4倍の2種類の壁仕様が認定されていて、一般的な構造用合板の壁（壁倍率2.5倍）と比べても遜色はありません。また、地震などにより建物が大きく変形した場合でも、木材のめり込み抵抗による粘り強い構造になります。

躯体工事の様子
溝掘りした120㎜角の杉の柱に杉の厚板（30㎜）を落とし込んでいき、その上に梁を組んでいきます。

温熱環境
開口部以外の外壁は杉の厚板で覆われているために断熱性、気密性に優れ、又杉の厚板は合板と違って透湿性能があるので壁体内結露の可能性が低く、室内の温湿度を適度に保つことができます。

仕上げ
板倉をそのまま仕上として見せても良いし、別の仕上材で仕上げる事も出来ます。

板倉造りはこんな方におすすすめです

▼ 自然の木に囲まれた家がほしい。

▼ エアコンなどに頼らない自然エネルギーを生かした家がほしい。

▼ できるだけ化学物質の使用を控えた家づくりがしたい。
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